こんにちは!タカハシです。
今回は、動画編集の基本的なテクニック「テロップ」について、初心者の方向けに解説致します。
- テロップとは何か?動画編集する上でどのように役立つのか?
- 初心者でもプロ級のテロップを作るにはどのような工夫が必要か?
ということをご説明します。
あくまで基本的なことですが、知っているのと知らないのとでは動画のクオリティが大きく変わってきますので、初心者の方はぜひご覧ください!
テロップとは何か?動画編集する上でどのように役立つのか?
テロップとは、動画に表示されるテキストのことを言います。
主に以下のような役割があります。
①動画の内容をより分かりやすくする
②音声なしでも内容が伝わる
③外国の人や聴覚に障害のある方にも動画を見てもらえる
動画にテロップを入れることで、動画のストーリーを明確にして、視聴者に内容を分かりやすく伝えることができます。
また、通勤中や外で動画コンテンツを見る方は、音声をオフにしていることも多いため、その場合テロップが無ければ内容が伝わりません。
テロップは、動画をミュート再生する方、外国の方、聴覚障害がある方など、幅広い層に動画をアプローチするために欠かせない存在です。
初心者の方は、どうやって動画にテロップを入れているのだろうかと疑問に思う人がいるかもしれませんが、編集ソフトを使えば、誰でも簡単にできるようになっています。
動画編集ソフトは使うものによって様々な機能がありますが、文字を入れる機能は基本的に無料/有料問わずどの編集ソフトにも搭載されています。
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動画編集初心者向け!プロ級のテロップを作るコツ
動画編集におけるテロップは、視聴者に動画の内容を正確に伝えるための重要な要素です。
ここでは、動画編集初心者がプロ級のテロップを作るコツ5つをご紹介します。
テロップのコツ①読みやすいフォントにする
動画編集初心者がプロ級のテロップを作るコツ1つ目は、読みやすいフォントにすることです。
編集ソフトで使用することができるフォントにはたくさんの種類があります。
デザイン性が高いフォントはオシャレな雰囲気になりますが、動画において重要なのはデザインだけじゃなく「視聴者から見て読みやすいかどうか」です。
読みやすさを重視するのであれば、明朝体やゴシック体を使用するのが良いでしょう。
特にゴシック体は線の太さが均一なので、スマホの小さい画面で見ても視認性が高く、動画編集初心者の方にもおすすめです。
明朝体は線の細い部分がありますので、特に小さい画面ではきれいに表示されないことがあります。
テロップのコツ②フォントを動画の雰囲気に合わせる
動画編集初心者がプロ級のテロップを作るコツ2つ目は、フォントを動画の雰囲気に合わせることです。
一般的に、ゴシック体は「親近感、安定感、カジュアル、力強さ」などの印象を与えます。
そして明朝体は「日本らしさ、高級感、優雅」などの印象を与えます。
動画を編集する際は、常に同じフォントではなく、それぞれの動画・シーンに合ったフォントを選ぶと、視聴者により内容が伝わりやすくなります。
テロップのコツ③スタイルを加える
動画編集初心者がプロ級のテロップを作るコツ3つ目は、スタイルを加えることです。
動く動画の上にそのまま文字を置くと、見にくくなる場合がほとんどです。
編集の際、以下のようなスタイルを加えると、文字がはっきりと読めるようになります。
- ストローク:文字の周りに縁をつけること。
「境界線」「枠線」「エッジ」「ふちどり線」などとも呼ばれます。 - テロップベース:テロップ文字の背後に色をつけること。
「カラーマット」「座布団」などとも呼ばれます。 - ドロップシャドウ:文字に影をつけること。
- アニメーション:テロップ文字に動きを加えること。
編集ソフトで、ポップアップするように出現させたり、一文字ずつ出現させたりすることができる。
テロップのコツ④見やすい色を使う
動画編集初心者がプロ級のテロップを作るコツ4つ目は、見やすい色を使うことです。
基本的に、テロップには派手すぎない色を使いましょう。
また、1つの動画に使う文字の色は4色程度にしておくと、スッキリと見やすいテロップになります。
もちろん、複数の色を上手く使い分けることができれば、デザイン性の高い動画に仕上がりますが、動画編集初心者には難易度が高いです。
デザインや配色の知識がない方は、基本的に白・黒・グレーの3色を使い、強調したい箇所や印象付けたい箇所にはアクセントカラーとして赤・オレンジなどの派手な色を使うと効果的です。
テロップのコツ⑤文字数に気を付ける
動画編集初心者がプロ級のテロップを作るコツ5つ目は、文字数に気を付けることです。
1つの画面に収める文字数は動画の内容によって異なりますが、20文字程度に収めることをおすすめします。
その際、文字を表示する秒数にも気を配りましょう。
一般的に、動画を見て認識できる文字の量は1秒間に4文字程度と言われています。
つまり、20文字を読ませる場合、5秒間表示させなければなりません。
また、1つのテロップを複数行に分けることもできますが、行数は多くても4行までにした方がいいです。
あまりに文字が多すぎると読みにくいですし、視聴者が飽きてしまいます。
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