こんにちは!タカハシです。
これから動画編集の仕事をする方にとって、ポートフォリオ制作は欠かせません。
ポートフォリオは自身のスキルをアピールし、案件を獲得するために重要なツールだからです。
しかし初心者の場合、どのように作ればいいか分からずにお悩みの方も多いと思います。
この記事では、動画編集におけるポートフォリオの重要性と、ポートフォリオの作り方について具体的に解説いたします。
ポートフォリオとは?動画編集初心者向けに解説!
動画編集における「ポートフォリオ」とは、自分自身が編集した動画をまとめた作品集のことを言います。
これから動画編集の仕事をしたいという初心者の方は、
「制作会社に就職したい」
「本業があるが、空き時間で副業をしたい」
など、様々なビジョンをお持ちだと思います。
いずれにしても、動画編集を仕事にするのであれば、必ずポートフォリオが必要です。
ポートフォリオの重要性
ポートフォリオは、動画編集者を募集している会社や仕事を依頼するクライアントに対して、自身のスキルをアピールするために見せます。
いくら面接や文章で自己アピールをしても、会社やクライアントからすると「本当に動画編集ができるのか?」という不安があります。
動画編集者としての実績がある方ならまだしも、初心者の場合、まだ何をどのレベルでできるのか分からないからです。
しかし、ポートフォリオを見せることで、それ自体が自己アピールになります。
次の項目にて、動画編集のポートフォリオの作り方について具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
動画編集初心者のためのポートフォリオの作り方
ここでは、動画編集初心者向けに、ポートフォリオの作り方を次の5ステップに分けて解説します。
- 目的を明確にする
- 優れた作品を選択する
- まとめる
- 自己紹介動画を作る
- アップする
①目的を明確にする
まずはポートフォリオを作成する目的を明確にしましょう。
目的とは、自分がどのようなクライアントや雇用主、映像制作会社にアピールしたいのかということです。
例えば、美容系の案件が多い会社に応募するのに、ポートフォリオの内容がビジネス系や投資系ばかりだとどうでしょうか?
会社側からすると、あなたが本当にその会社で活躍できるのか、イメージがつきにくいですよね。
ですので、動画編集のポートフォリオを作る際は、「その会社や応募案件に近しいもの」を用意するのがポイントです。
②優れた作品を選択する
次に、自分がこれまで編集した動画作品の中から、ポートフォリオに収める優れた作品を選択しましょう。
選ぶポイントとしては、
- 応募する会社や案件に近い動画
- 編集技術を見せられる動画
- 表現力やストーリー力を示す動画
- 自分が得意とするジャンルの動画
などがあります。
そして、経験者の方は「実際に仕事として編集した動画」を入れることが何より大事です。
動画編集の仕事は実績が第一と言っても過言ではありません。
ですのでまだ実績のない初心者の方は、本格的に就職活動をする前に、ランサーズなどを活用してなんらかの実績を作っておくと良いでしょう。
関連記事:動画編集初心者向け!案件の取り方・探し方
③まとめる
動画編集のポートフォリオに含める作品を選んだら、次はそれらをわかりやすくまとめましょう。
最低限載せるべき情報としては、
- 目次
- 厳選した動画
- 自己紹介動画
です。
作品ごとにタイトルと説明文を付けて、自分がどのような役割を担当したか、どのような編集技術を使用したかを説明することが大切です。
自己紹介動画の作り方については、次の項目で説明します。
④自己紹介動画を作る
動画編集のポートフォリオを作る際は、自分がこれまで編集した動画だけでなく、「自己紹介動画」を入れるのがおすすめです。
自己紹介動画とは、あなたのスキルや得意分野を紹介するための動画です。
履歴書などの文字でアピールするよりも、1分程度の短い動画でまとめられている方が、会社やクライアントの興味を引くことができます。
内容としては、
- 過去の経歴
- 保有資格
- 得意な動画ジャンル
- 使用可能な動画編集ソフト
- 運営しているブログやYouTubeチャンネル、SNSなどの情報
初心者の方は、どのように自己紹介動画を編集したらいいか分からない方も多いと思いますが、YouTubeなどで検索するとたくさん出てきます。
まずはその中からいいと思った動画の真似をして、自分なりの個性を加えていくと良いでしょう。
⑤ポートフォリオサイトなどにアップする
最後に、ポートフォリオサイトやYouTubeなどに動画編集ポートフォリオをアップしたら完了です。
ここでのポイントは、ポートフォリオを「いつでもどこでも誰でも見れる状態」にしておくことです。
たまにご自身のUSBに納めたものを見せたり、ギガファイル便にアップしてクライアントや会社がダウンロードしなければ見れない形にする人もいますが、あまりおすすめできません。
動画編集ポートフォリオを見るのに時間がかかってしまったり相手の手間をあまり考えていないことが伝わると、それだけで案件獲得のチャンスはグンと下がってしまいます。
ポートフォリオをアップするサイトとして一番おすすめなのはYouTubeですが、その他にもポートフォリオ作成サービスとして「Portfoliobox」や「foriio」などがあります。
詳しくは以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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