動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)について初心者向けに解説

こんにちは!タカハシです。

この記事では、Apple社が提供している動画編集ソフトFinal Cut Proファイナルカットプロ)」について解説します。

Adobe社のPremiere Proと並んで利用者数の多いソフトなので、気になっている初心者の方も多いと思います。

今回は、Final Cut Proの概要や便利な機能、他の動画編集ソフトとの値段の違いも解説しますので、どうぞご覧ください。

目次

動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)とは

動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)とは

Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)とは、Apple社が提供している動画編集ソフトです。

1999年の発売開始以来、映画やテレビ番組、Webコンテンツなど、映像制作業界で幅広く利用されてます。

高性能な編集機能と使いやすいインターフェースが特徴的で、初心者からプロまで非常に多くのファンがいます。

Final Cut ProはMac専用の動画編集ソフトで、現状Windows版は開発されていません。

そのため、現状WindowsのPCで使うことはできませんが、他のMac製品と連携して高性能な動画編集を行うことが可能です。

詳しくは次の章で解説いたします。

動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)でできること

Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)でできること

動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)は、他のApple製品やアプリとの統合によってさまざまな便益を享受できます。

これらの統合機能により、動画編集がより効率的で便利になります。

ここでは、その例を4つご紹介します。

①iMovieからの移行

iMovieとは、MacやiPad、iPhoneなどApple製品で使用できる動画編集アプリです。

Apple製品を持っている方であれば、誰でも無料で利用できます。

Final Cut Proは、iMovieで作成したプロジェクトをシームレスに移行することが可能です。

プロジェクトの品質を維持しつつ、より高度な編集機能を利用できます。

関連記事:動画編集初心者向けのiMovie入門

②Motionとの連携

MotionとはApple社が提供しているモーショングラフィックスソフトウェアです。

ファイナルカットプロと統合して、タイトルやアニメーションを作成できます。

作成したエレメンツをファイナルカットプロのプロジェクトに簡単に組み込むことで、動画作品に豊かな視覚的要素を追加することができます。

③Logic Pro Xとの連携

Logic Pro Xとは、Appleが開発したプロフェッショナルな音楽制作および音声編集ソフトウェアです。

音楽プロデューサーやミュージシャン、音響エンジニアなどが音楽制作や録音、ミキシング、マスタリングを行うために使用されます。

ファイナルカットプロを組み合わせることで、動画編集作業中に音声編集や音楽制作を行うことができます。

例えば、ファイナルカットプロ内で編集中に、音声の微調整や効果をLogic Pro Xで行い、シームレスなオーディオ編集ワークフローを構築できます。

④Photosとの連携

Photosは、Appleが提供する写真管理と編集のためのアプリケーションです。

Photosとファイナルカットプロの連携により、写真やビデオ素材を効率的にファイナルカットプロプロジェクトに統合することができます。

これにより、編集プロジェクトに素材を追加する際に便利です。

また、ファイナルカットプロプロジェクトを他のデバイスとAirDropで共有したり、iCloudを使用してプロジェクトやメディアファイルを同期したりすることができます。

動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)の値段

動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)の値段

動画編集ソフトFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)の値段は、45,000円となっています。

Mac App Storeにて購入することができ、一度購入すればずっと使用可能です。

現在、シェアの多い動画編集ソフトにはFinal Cut Pro、Premiere Pro、After Effectsなどがあり、動画編集初心者の方は「何を選べばいいか分からない」と悩んでしまう方も多いでしょう。

ソフトを値段で選ぶなら、使用する期間によってどれがお得かは異なってきます。

というのも、Premiere Pro、After Effectsには単品買い切りプランがないからです。

使用するには月額利用料を払う必要があり、Premiere Proは個人使用プランで月額2,728円となっています。

Final Cut Proは45,000円の1回買い切りタイプとなっているため、同じソフトを16ヶ月以上使うのであれば、Final Cut Proの方がお得です。

関連記事:Adobe社の動画編集ソフトの種類を初心者向けに解説

無料のフリートライアル版も利用可能

Apple社公式サイトでは、最新バージョンのFinal Cut Pro(ファイナルカットプロ)のフリートライアル版をダウンロードすることが出来ます。

フリートライアル版は90日間無料で試すことが出来ます。

また、Premiere ProなどのAdobe製品も期間限定の無料プランを使用できる場合があります。

動画編集ソフトはそれぞれ機能や使い勝手が異なりますので、初心者の方はまず無料で試してみて、自分が使いやすいと思う方を選ぶのも1つの手だと思います。

なお以下の記事では、数ある初心者向けの動画編集ソフトの中でもおすすめのものをご紹介しておりますので、ぜひご参考ください。

関連記事:初心者向けの動画編集ソフトおすすめ5選

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次