こんにちは!タカハシです。
今回は、動画編集アプリ「iMovie」の使い方を初心者向けに解説します。
iMovieはMac・iPhone・iPadに標準搭載されており、無料で使うことができます。
簡単な動画はもちろんのこと、少し凝った動画を編集する際にも役立ちますので、初心者の方はぜひこの機会に使い方を覚えてくださいね!
iMovieとは?動画編集初心者向けに解説!
iMovieとは、Apple社が1999年にリリースした動画編集ソフトです。
Mac・iPhone・iPadに標準搭載されており、無料で使うことができます。
iMovieは、動画編集に関する専門知識やスキルを必要とせず、シンプルで使いやすいのが特徴です。
簡単な動画編集はもちろん、応用機能まで搭載されているため、初心者から上級者まで、多くの動画編集者に利用されています。
関連記事:初心者向けの動画編集ソフトおすすめ5選
iMovieでできること
iMovieには、初心者でもクオリティの高い動画を作成できる機能が数多く用意されています。
以下に、iMovieでできることをまとめました。
- ビデオクリップのトリミング、分割
- クリップの順序の調整
- トランジションの追加
- テキストや音声のオーバーレイ
- ビデオの色調補正やフィルターの追加
- 音声の調整
- タイトルや字幕の追加
iMovieには複数のテンプレートが標準搭載されており、写真や動画などの素材を当てはめるだけで、簡単に動画編集を行うことができます。
2022年時点で、搭載されているテンプレートの種類はMac版で29種類、iOS版では14種類あります。
これらの機能により、ホームビデオの編集からプレゼンテーションムービー、YouTube動画など、幅広い用途に使用することが可能です。
iMovieの始め方を動画編集初心者向けに解説
ここでは、動画編集初心者向けに、iMovieを始めるための基本的な手順を解説します。
①iMovieを起動する
まずは、Mac・iPhone・iPadでiMovieを起動します。
デスクトップやアプリケーションフォルダにiMovieのアイコンがありますので、クリックして起動できます。
もしiMovieのアプリがない場合は、AppStoreで検索してダウンロードしましょう。
※なお、iMovieはWindowsやAndroidでは利用できません。
WindowsやAndroidには「フォト」という動画編集アプリや標準搭載されていますので、初心者の方は使ってみるとよいでしょう。
②新規プロジェクトを作成
iMovieを起動したら、新規プロジェクトを作成します。
プロジェクトとは、動画編集を行うために必要となる編集データを全てまとめて管理するためのファイルの事を言います。
スタート画面で「新規作成」ボタンをクリックすると、「ムービー」か「予告編」を選択できます。
ムービーは動画を1からつくる事ができる機能で、予告編はテンプレートを使って映画の予告編のような動画を作成できる機能のことです。
今回は動画編集初心者の最初のステップとして、「ムービー」の作り方を解説します。
③メディアを追加する
「新規作成」→「ムービー」を選択すると、プロジェクトが作成され、編集画面が表示されます。
左側にはメディアブラウザがあり、ビデオクリップや写真、音声ファイルを追加することができます。
取り込みたい素材を選択するとメディアブラウザに表示されますので、編集画面のタイムラインにドラッグ&ドロップして追加します。
追加したメディアファイルは、タイムライン上で順序やトリミング、分割などの編集を行うことができますので、必要に応じてカットし、繋いでいきましょう。
なお、手元に素材となる動画や音声がない場合は、フリーの素材サイトから入手するのがおすすめです。
④テキスト・音楽を挿入する
次に、テキスト・音楽を挿入しましょう。
テキストは、iMovieの上部にある「タイトル」タブをクリックすると、利用できる字幕・テロップが表示されます。
利用したいテキストをクリックし、タイムライン上にドラッグすると、テキストが追加されます。
また、音楽は「オーディオとビデオ」をクリックすると表示されます。
特にこだわりがない場合は、iMovieにいくつかサウンドエフェクト内蔵されているので、動画編集初心者の方はぜひ色々試してみてください。
関連記事:動画編集初心者のためのテロップガイド
⑤トランジションを追加する
iMovieの画面右側では、トランジションの追加や音声の調整など、さまざまな編集オプションを利用することができます。
トランジションとは、カットとカットの間を自然に繋ぐために用いる効果(エフェクト)を指します。
iMovieはトランジションの種類も豊富で、フェードイン/フェードアウトやズームインなど、様々な効果を追加することができます。
初心者の方は最初は難しく感じるかもしれませんが、トランジションを使うことで、場面転換した際に違和感なく自然に繋げることができますので、最低限使ってみましょう。
⑥ファイルを書き出す
動画編集が完了したら、ファイルを書き出して保存します。
Macの場合は、画面右上にある動画共有のボタンを押し、「ファイルを書き出す」を選択します。
書き出す形式や保存先を指定し、「保存」ボタンを押したら書き出しが完了します。
まとめ
今回は、動画編集初心者向けに「iMovie」の基本的な始め方をご紹介しました。
iMovieは、初めて動画編集をする方でも直感的に作業を行えるようになっていますので、MacやiPhoneをお使いの方はぜひお試しください。
なお、iMovieはあくまでも初心者向けの編集アプリになっています。
動画編集を本格的に行う場合や、仕事として稼ぎたい場合は、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなど、より高度な編集ソフトを使うことをおすすめします。
それらのソフトは高機能な分、iMovieに比べて操作も難しくなりますので、独学で編集技術を身につけるのが難しい場合は、スクールで学ぶのもおすすめです。
以下の記事で、初心者が動画編集スクールに通うメリットをご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
コメント