こんにちは!タカハシです。
動画編集の副業で稼ぐためには、作業時間を短縮することがポイントです。
作業時間が短ければその分多くの案件をこなすことができますし、早く納品すればクライアントから信頼を得ることができるからです。
しかし初心者の方は、「1つの工程に時間がかかってしまう…。」と悩んでしまうことも多いと思います。
この記事では、
- 動画編集の作業時間の目安
- 作業時間を短縮させる方法
について解説いたしますので、効率的に副業で稼いでいきたいという方はぜひご参考ください!
動画編集の作業時間の目安
動画編集の作業時間は、プロジェクトの内容や複雑さに大きく依存します。
例えば副業初心者の場合、最初はYouTubeなどの短い動画編集から始めることが一般的ですが、中級者以上になると長編の動画や大手企業の案件などを請けることもあります。
内容が複雑になるほど、その分作業時間は長くなると考えておきましょう。
ここでは、10〜15分程度の短いYouTube動画を編集する場合の作業時間を工程別にご紹介します。
①基本的なカット編集(1〜4時間程度)
動画編集の最初の工程は、基本的なカット編集です。
この作業には、
- 動画素材をパソコンに取り込む
- 不要な部分をカットする
- シーンの順番を調整する
などが含まれます。
全ての工程の中でも比較的簡単な作業ですが、動画が長かったり場面転換が多いと時間がかかることがあります。
しかし10分程度の短い動画であれば、慣れた方だと1時間程度で終わることがほとんどです。
副業初心者の場合、4時間ほどかかることもあります。
②テロップの追加(1〜4時間程度)
動画の基本的なカット編集が終わったら、次はテロップの追加を行います。
テロップとは画面上にテキストや文字を追加することを指しますが、テキストがあらかじめ用意されているかどうかで作業時間が大きく変わってきます。
副業でクライアントから編集依頼をされる場合、原稿としてテキストを渡されることが多いです。
しかし映像だけを渡されたり個人で動画の企画を考える場合は、テキストの書き起こしや文言を考えるのに時間がかかります。
また、テロップは特定の言葉やフレーズを強調するために大切な要素ですので、重要な部分はフォント、サイズ、色、位置、透明度などを調整して目立たせる必要があります。
動画編集に慣れた方であれば1時間程度で終わりますが、副業初心者の4時間ほど時間を要することがあります。
関連記事:動画編集初心者のためのテロップガイド
③トランジションやエフェクトの追加(1〜4時間程度)
次に、動画にトランジションやエフェクトを追加していきます。
トランジションとはカット間の繋ぎ目や場面転換の切り替えを自然に見せる効果のことを指し、エフェクトとは動画に加える「特殊効果」のことを言います。
トランジションやエフェクトを追加することで動画のクオリティが格段にアップしますが、初心者の場合は使用する効果が定まらず、あれこれと試すうちに時間がかかってしまうことが多いです。
こちらも副業中級者であれば1時間程度で終わりますが、複雑な効果をつける場合はもっと長く作業することもあります。
④BGMや効果音の挿入(1〜4時間)
次に、動画にBGMや効果音を挿入していきます。
この作業には
- 動画の雰囲気やコンテンツに合ったBGMを挿入する
- 動画の音量やバランスを調整する
- シーンやアクションに合った効果音を挿入する
といったことが含まれます。
これらの作業をすることで、動画に情感や雰囲気を付与し視聴者の注意を引くことに役立ちます。
副業に慣れた方であれば感覚でどこにどのような効果音を挿入するか大体わかるものですが、初心者の場合は出来上がった動画を見て違和感に気づき、やり直す…といったことが多いため、時間がかかることがあります。
⑤動画の書き出し(30分〜2時間)
最後に、動画の書き出し(エクスポートやレンダリングとも呼ばれます)をしましょう。
書き出しとは動画プロジェクトを動画ファイルに変換することを言います。
フォーマットを選択して書き出しが完了したら、実際に出来上がった動画を見て品質に問題ないかをチェックします。
問題がなければ必要に応じて動画ファイルをクライアントに渡したり、WEBにアップロードします。
慣れた方であれば書き出しと見直し&修正チェックの時間を合わせて大体30分~1時間程度で終わります。
動画編集の作業時間を短縮させる方法
ここまで解説したように、10〜15分程度の短いYouTube動画を編集する場合、慣れた方は4時間程度の作業時間で動画を完成させることが可能です。
しかし初心者の場合、同じ作業内容でも8時間程度かかることがあります。
もちろん経験に応じて自ずと編集スピードは上がってきますが、早く多くの案件をこなして稼いでいきたいという方は、初心者のうちから編集作業の効率化を図ることが重要です。
具体的には、以下のような方法が挙げられます。
①計画を立てる
→動画編集を始める前に、編集する動画の構造を理解し必要なシーンやショットを整理する。
②キーボードショートカット使う
→編集ソフトのキーボードショートカットを利用したり新たに設定して、マウスを使わずに操作できるようにする。
③テンプレートを活用する
→何度も同じ作業を繰り返す場合、タイトルシーケンスやエフェクトの設定をテンプレート化して再利用する。
④プレビューを活用する
→編集中に頻繁にプレビューを再生し、間違いや誤りを素早く修正する。
⑤オートメーションを使用する
→オートメーション機能を活用して、オーディオの音量調整や色調補正を自動化する。
⑥高性能のハードウェアを使用する
→高性能なコンピューターやグラフィックスカードを使用し、プレビューやエクスポートの処理速度を向上させる。
⑦ファイル整理を徹底する
→メディアファイルやプロジェクトファイルを整理し、必要なファイルをすぐに見つけられるようにする。
そして何より大切なことは、動画編集の練習と経験を積むことです。
経験があると、同じ作業をより迅速に行えるようになりますので、ここで紹介した時短テクニックを実践に活かしながら案件をこなしていきましょう。
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